狆の臭いはなぜ?口臭・体臭・耳まで原因と対策を完全ガイド保存版

こんにちは。わんにゃんらいふ、運営者のヒロです。

狆を抱っこしたときや顔を近づけたときに、ふと臭いが気になることってありますよね。狆は体臭が少ないと言われがちですが、実際は口臭や体臭、被毛ケアの状態、耳掃除頻度、シャンプー頻度、涙やけ、肛門腺など、原因がいくつも重なって出てくることが多いです。

この記事では、狆の臭いがどこから来ているのかを切り分けて、今日からできる現実的な対策に落とし込みます。やることが分かると、気持ちもラクになりますよ。

  • 狆の臭いの原因を部位別に見分けるコツ
  • 体臭と被毛の臭いを減らす日常ケア
  • 口臭・耳・涙やけ・肛門腺の具体策
  • 受診の目安と悪化を防ぐ考え方

狆の臭いの主な原因とは

狆の臭いは「一つの原因だけ」とは限りません。まずは、どの臭いか(体、口、耳、目元、お尻)を切り分けるのが近道です。ここで原因を押さえておくと、対策がズレにくくなります。

狆の体臭と被毛の汚れ

狆の臭いで意外と多いのが、皮膚や被毛に付いた皮脂・汗・汚れに、雑菌が混ざって出るタイプの体臭です。ここ、気になりますよね。狆は室内で過ごす時間が長い子が多いぶん、外で泥だらけになるより「室内の湿気」「寝具やソファの皮脂移り」「ブラッシング不足での通気不良」みたいな生活由来の臭いが出やすい印象です。

犬の皮膚は、皮脂があることでバリア機能が保たれています。だから「臭い=皮脂を全部落とせばいい」と思って洗いすぎると、逆に皮膚が乾燥して皮脂が増えたり、フケが増えたりして悪循環になることがあるんですよ。実際に、過剰な頻度でのシャンプーは皮脂を落としすぎて皮膚トラブルにつながる可能性がある、と公的資料でも注意されています。必要以上に洗わない方向で、うまくバランスを取りたいところです。

(出典:厚生労働省「補助犬衛生管理の手引き」)

臭いが強くなる“ありがちパターン”

私が相談を受ける中で多いのは、次のパターンです。まず、毛量が多い子は根元まで風が通りにくくて、皮膚に湿気がこもりやすい。そこに、換気不足や梅雨・冬の結露シーズンが重なると、被毛の内側がムレやすくなって、雑菌が増えやすい環境になります。さらに、寝具やブランケットに皮脂が染みると、いくら体を洗っても“戻り臭”みたいに感じることもあります。

チェックの目安

  • 背中や首まわりがベタつく
  • ブラッシングするとフケが目立つ
  • 生乾きっぽい臭いがする
  • 寝具や毛布のほうが臭う

まずやるとラクになる順番

体臭と被毛の臭いは、対策の順番が大事です。いきなりシャンプーで解決しようとすると、頻度が増えがちで失敗しやすいんですよ。私のおすすめは「毎日のブラッシングで空気を通す」→「部分汚れはピンポイントで落とす」→「全身シャンプーは月1〜2回の範囲で調整」という流れです。

ブラッシングは臭い対策として地味に強いです。抜け毛やフケを取るだけじゃなく、毛の根元に空気が入ることでムレにくくなります。狆が嫌がりやすい子は、短時間でもOKなので、毎日ちょっとずつが続きやすいですよ。

「体が臭い」と感じたら、体そのものと寝具の両方をセットで見直すと、改善が早いです。

受診の目安

臭いだけじゃなく、赤み、かゆみ、ベタつきが強い、フケが急に増えた、脱毛がある、といった変化が同時に出るときは、皮膚炎などが隠れている可能性もあります。家庭ケアで粘りすぎず、獣医師に相談して原因を切り分けるのが安全側です。

狆の口臭が強くなる理由

狆の臭いで最も「うわっ」となりやすいのが口臭です。原因の中心は、歯垢・歯石、そして歯ぐきの炎症(歯周病)です。食べかすが残って細菌が増えると、臭いが強くなっていきます。ここは“あるある”で、ちゃんとケアを始めるだけで体感が変わりやすい分野でもあります。

小型犬は歯が密集しやすく、歯垢が溜まりやすい傾向があります。狆も例外じゃなくて、歯みがきが習慣になっていないと口臭が出やすいです。しかも、口臭は「慣れ」で気づきにくいんですよね。いつも一緒にいると、少しずつ強くなる臭いを見逃しがち。だからこそ、定期的に「口の中を見る」「歯ぐきの色を見る」をルーティンにしておくと安心です。

口臭のタイプで疑うポイント

口臭と言っても、いくつかタイプがあります。一般的に多いのは、歯垢・歯石由来の生臭い感じ。歯ぐきが腫れていると、さらに強くなります。逆に、甘い臭い、アンモニアっぽい臭いなど、いつもと違う臭いが混じるときは、口の中だけじゃなく体調面も視野に入れたいところです。

注意

口臭が急に強くなったり、よだれが増えた・食べにくそう・口を触るのを嫌がるなどがあるときは、歯周病だけでなく体調のサインの可能性もあります。無理に自己判断せず、最終的な判断は獣医師に相談してください。

歯垢が溜まる“生活のクセ”

狆の口臭が強くなる背景には、生活のクセも絡みます。例えば、柔らかいもの中心で噛む回数が少ない、早食いで口の中に残りやすい、歯みがきが週1以下、口周りが濡れやすい(涙やけ・飲水後の濡れ)など。こういう条件が重なると、歯垢が溜まる速度が上がりやすいです。

家庭でできるチェック

家でのチェックは難しくないです。上唇を少しめくって、犬歯や奥歯の外側を見ます。黄ばみがある、歯の付け根に茶色い硬いものがある、歯ぐきが赤い、触ると嫌がる、よだれが増えた、こういう変化があれば要注意。できれば月1回くらい「観察日」を作ると変化に気づきやすいですよ。

口臭対策の考え方

  • 口臭の原因は「歯垢・歯石」が中心になりやすい
  • 臭いが強いほど、歯ぐきの炎症が進んでいる可能性がある
  • 家庭ケアで難しいときは、病院でのチェックが近道

「まず何からやればいい?」という人向けに、後半で歯みがきの始め方も具体的に書きます。

狆の耳掃除不足と臭い

耳の臭いは、狆の臭いの中でも見落としやすいポイントです。垂れ耳の子は、耳の中に湿気がこもりやすく、耳垢が溜まると独特の臭いが出ます。耳の臭いって、顔を近づけたときや抱っこのときにふっと漂うので、「口臭かな?」と勘違いされやすいんですよね。

さらに、外耳炎のようなトラブルがあると臭いが強くなり、耳をかゆがる・頭を振る・耳を触られるのを嫌がるなどのサインが出ることもあります。ここで大事なのは、家庭ケアの範囲を越えないこと。耳は構造が複雑で、無理に掃除すると悪化することがあります。

臭いの種類と、よくある原因

臭いのヒントは“種類”です。酸っぱい、発酵っぽい、チーズっぽい、膿っぽい…こういう臭いがする場合、耳の中で細菌や真菌が増えている可能性があります。もちろん断定はできませんが、いつもの耳の匂いと違うなら、早めに病院で見てもらうのが安心です。

臭いの種類が「酸っぱい」「発酵っぽい」「膿っぽい」なら要注意です。耳は奥まで触らず、心配なら早めに病院で見てもらうのが安全側ですよ。

やりがちなNGと、正しい落としどころ

やりがちなNGは、綿棒で奥までこすってしまうこと。見える汚れが気になると、つい取りたくなるんですが、奥に押し込んだり、皮膚を傷つけると炎症のきっかけになります。基本は「入口の見える範囲だけ」でOK。犬用イヤークリーナーをコットンに含ませて、やさしく拭き取ります。

もうひとつのNGが「毎日ゴシゴシ掃除」。清潔にしたい気持ちは分かるんですが、やりすぎは刺激になって、かえって耳垢が増えたり、かゆみが出る子もいます。耳掃除頻度は後半で触れますが、臭いが強いときほど“刺激を増やす”より“原因を確認する”方向が大切です。

家庭でできる観察ポイント

耳の観察は、ライトがあるとかなり見やすいです。耳の入口が赤くないか、耳垢がベタついていないか、黒っぽいカスが多くないか、触ると嫌がらないか。あと、耳をよく掻く、頭を振る、片側だけ下げ気味、こういう行動もサインになります。分泌物が多い、強い臭いが続く、赤みがある場合は、最終的な判断は専門家に相談してください。

狆の涙やけと目周りの臭い

狆は目が大きくて涙が出やすい子も多く、涙やけができやすい犬種として知られています。目の下の被毛が濡れた状態が続くと、そこに汚れが付き、雑菌が増えて臭いの原因になります。涙やけって見た目の問題だと思われがちですが、実は「濡れ続ける=蒸れる」なので、臭いにも直結しやすいんですよ。

特に、食後やお散歩後に目元が湿ったままだと、見た目の赤茶色だけじゃなく、ムッとした臭いが出やすいです。さらに、涙が多い子は、顔周りの被毛が常にしっとりしがちで、そこにホコリや皮脂が付いて“汚れの層”ができると、臭いが固定化します。

涙やけが起きやすい理由

涙やけは体質もありますが、原因が一つとは限りません。例えば、目の刺激(風、ホコリ、毛が目に入る)、鼻涙管の流れ、目ヤニが多い、食事や体質、アレルギーなど、複数の要因が絡むことがあります。ここで大切なのは、原因を断定しないこと。自宅ケアで改善する子もいれば、基礎的なチェックが必要な子もいます。

今日からできるケアの基本

目周りのケアは、強い薬剤よりも「やさしく・こまめに・乾いた状態を作る」が基本です。食後や散歩後に、ガーゼやコットンをぬるま湯で湿らせて、目の下の被毛を軽く拭きます。そのあと乾いたガーゼで水分を取ってあげると、蒸れにくくなります。ここは本当に“積み重ね”で差が出るところです。

毛が目に入りやすい子は、目の周りを短く整えると刺激が減って涙が落ち着くケースもあります。ただし、カットは安全にできる人にお願いしたいです。家でハサミを入れるのは危ないので、トリマーさんに相談するのが安心ですよ。

臭いを減らすためのコツ

  • 拭いたあとに水分を残さない
  • 汚れが固まる前に“毎日の軽いケア”
  • 目に毛が入りやすいならトリミングで調整

受診を考えるサイン

涙やけが急に悪化した、目をしょぼしょぼする、充血が強い、目ヤニが増えた、片目だけ涙が多い、こういった変化があるときは、目のトラブルが隠れていることがあります。目は放置すると悪化しやすいので、「いつもと違う」が出たら早めの相談がおすすめです。

狆の肛門腺にたまる臭い

 

お尻まわりの臭いは、肛門腺が原因のことが多いです。肛門の左右にある分泌腺に、強い臭いの液体が溜まり、排便時に自然に出るのが基本です。ただ、小型犬は自然に出にくい子もいて、溜まると「座った場所が臭う」「急に魚っぽい強い臭いがする」みたいなことが起きます。これ、初めてだとびっくりしますよね。

肛門腺の臭いは、強烈なだけじゃなく、部屋や布製品に移ると残りやすいのも特徴です。だから、発生源(肛門腺が溜まっている)を解決しないと、消臭剤だけでは追いつかないことが多いです。

溜まりやすい子の特徴

体質的に溜まりやすい子もいますし、運動量が少ない、便が柔らかめで圧がかかりにくい、ストレスで肛門周りを気にしやすい、なども絡みます。「うちの子、月1で溜まる」「2〜3か月で平気」みたいに差があるので、家庭ごとに“周期”を把握するのがコツです。

肛門腺が溜まりやすいサイン

  • お尻を床にこすりつける(お尻歩き)
  • しっぽの付け根を気にする
  • 急に強烈な臭いがする
  • お尻周りを触られるのを嫌がる

臭いが出たときの“その場対応”

もし分泌液が漏れてしまったら、まずは犬の被毛と皮膚をやさしく拭き取ります。濡れタオルで拭いたあと、乾いたタオルで水分を取る。布製品に付いた場合は、可能ならすぐ洗濯。床はペット用の消臭剤で拭き取り、乾拭きで仕上げると残りにくいです。

無理に自宅で絞らないでOK

肛門腺しぼりはコツがいります。慣れない状態で無理にやると痛みや炎症につながることもあるので、動物病院やトリミングサロンでお願いするのが安心です。

受診の目安

お尻周りが腫れている、触ると強く痛がる、出血がある、臭いがいつもより明らかに強い、こういう場合は肛門腺炎などが疑われます。放置すると痛みが増えてしまうこともあるので、早めに相談してください。

狆の臭いを改善する具体策

原因が分かったら、次は対策です。ここでは「やりすぎて逆効果」も避けながら、狆の臭いを現実的に減らす手順をまとめます。全部を完璧にやる必要はなくて、できるところからで大丈夫ですよ。

狆のシャンプー頻度と注意点

体臭や被毛の臭い対策の中心は、シャンプーと乾燥、そして日々のブラッシングです。シャンプー頻度は、一般的には月1〜2回程度が目安になります(皮膚状態や生活環境で変わります)。ここで大事なのが、洗いすぎないこと。頻繁に洗いすぎると必要な皮脂まで落ちて皮膚が乾燥し、かえって皮脂分泌が増える…という逆転が起きることがあります。

シャンプー前にやること

まずはブラッシングで、抜け毛や毛玉をほどきます。これを飛ばすと、シャンプー剤が毛の奥に入りにくかったり、すすぎ残しが出やすくなります。毛玉がある状態で濡らすと締まって取りにくくなるので、先にほどくのが楽です。

さらに、汚れが強いときは、ぬるま湯で軽く予洗いしてから泡を乗せると、洗浄力が上がります。逆に、いきなりシャンプー剤を原液でつけるのは刺激になりやすいので、泡立ててからが基本です。

洗い方のコツ

低刺激の犬用シャンプーをよく泡立てて、ゴシゴシではなく「泡でなでる」イメージで洗います。耳の中や目に入らないように注意しつつ、首周り・胸・脇・内股などムレやすいポイントは丁寧に。すすぎは多めでOK。臭い残りの原因は、汚れよりもすすぎ残しのこともあります。

乾かし方で臭いが変わる

最後に、根元までしっかり乾かします。生乾きは雑菌が増えやすく、臭いの原因になりがちです。ドライヤーが苦手な子は、短時間で終わるようにタオルドライを丁寧にしてから乾かすとラクですよ。タオルは1枚で終わらせず、2〜3枚でしっかり水分を取るとドライヤー時間が短くなります。

日常ケアの優先順位

  • 毎日のブラッシングで通気性アップ
  • シャンプーは目安の範囲で調整
  • 乾かし残しをゼロに近づける

状況別の“おすすめ頻度”の考え方

シャンプー頻度は「臭いがする=すぐ洗う」と短絡的に決めると、皮膚が荒れてもっと臭いが出ることがあります。そこで、状況別に考えるのが現実的です。

状況 おすすめの動き 理由
軽い臭い・ベタつき ブラッシング+部分拭き 通気性改善でムレを減らす
寝具が臭う 寝具の洗濯・干し 戻り臭の原因を断つ
全身が明らかに臭い 全身シャンプー+完全乾燥 皮脂・汚れ・雑菌をリセット
赤み・かゆみがある 受診を検討 皮膚炎の可能性がある

換毛期や毛量が多い子は、お手入れのコツが全体の快適さにも直結します。参考に、被毛ケアやサロン活用の考え方をまとめた記事も置いておきます。

ブラッシングとサロン活用の考え方

狆の歯磨きで口臭を防ぐ

口臭対策は、結論から言うと歯みがきがいちばん強いです。理想は毎日、難しければ2日に1回くらいを目指すと現実的です。ここで大事なのは「一回の完成度」より「続く形」を作ること。あなたも忙しいと思うので、毎日10分の完璧を目指すより、1〜2分でも続く形のほうが勝ちます。

嫌がる子は段階を刻む

いきなり歯ブラシでガシガシやると、だいたい失敗します。まずは口元を触る→ガーゼや歯みがきシート→指サック型→歯ブラシ、みたいに段階を踏むのがコツです。最初のゴールは「歯を磨く」じゃなくて「口を触っても嫌がりにくい」まででOK。ここができると、急に楽になります。

私がよくやるのは、短い時間で終える作戦です。左右どちらかの犬歯だけ、上の奥歯の外側だけ、みたいに“部位限定”から始めます。犬って、嫌な時間が長いほど抵抗が強くなるので、1分で終わるなら許してくれる子も多いです。

磨く場所は「外側」優先でOK

犬は舌がよく動くので、内側より外側のほうが汚れが溜まりやすいです。だから、まずは上の奥歯の外側、犬歯の外側を優先すると効率がいいです。歯石がつきやすいのもこの辺。最初から全部やろうとしなくて大丈夫ですよ。

補助アイテムも使ってOK

デンタルガムや噛むおもちゃ、水に混ぜるタイプのケアなどは“補助”としては便利です。ただ、歯垢が溜まりやすい子は、最終的には歯みがきがベースになります。噛む系は「噛めば全部OK」ではなく、歯みがきの補助として使うくらいの距離感がちょうどいいです。

注意

歯ぐきから出血する、強い痛みがありそう、口臭が急変する場合は、無理に続けず獣医師に相談してください。治療が必要なケースもあります。

歯石がすでにある場合の考え方

もし歯石が目で見て分かるレベルで付いているなら、家庭の歯みがきだけで“歯石を落とす”のは難しいことが多いです。ここで無理に削ろうとすると歯を傷つけるリスクがあるので、病院で相談して「いったんリセット(歯石除去)してから、家庭ケアで維持する」ほうが結果的にラクになるケースもあります。費用や麻酔の有無なども絡むので、正確な情報は動物病院で確認してください。

デンタルケアの考え方や、噛む系おやつの注意点は別記事でも詳しくまとめています。安全側でケアしたい人は、あわせてどうぞ。

噛む系おやつと歯の安全性

狆の耳掃除頻度と正しい方法

耳掃除は、やらなさすぎもダメですが、やりすぎもダメです。目安としては、耳の状態を見ながら週1回程度を基準にして、臭いや耳垢が少ない子は間隔を空けてもOKです(あくまで一般的な目安です)。耳は体質差が大きいので、「他の子が週1だからうちも週1」と決めつけないほうがうまくいきます。

基本は「入口だけ」

犬用イヤークリーナーを使い、見える範囲の汚れをやさしく拭き取ります。綿棒を奥に入れるのはリスクがあるので、私は基本おすすめしません。ポイントは“こすらない”です。汚れを取るというより、湿気と皮脂を軽く整えるイメージ。力を入れないほうが、結果的に耳の状態が安定しやすいです。

毎日の“軽いケア”が効く

週1の掃除に加えて、耳のふちをサッと拭いて風を通してあげるだけでもムレ対策になります。臭いが出やすい子ほど、ここで差が出ますよ。例えば、散歩後やシャンプー後に耳の入口が湿っていたら、乾いたコットンで軽く水分を取る。これだけでも耳の中の環境が変わります。

耳ケアがうまくいくコツ

  • 奥まで触らず、入口だけをやさしく
  • 湿気を残さない(特にシャンプー後)
  • 臭いが強いときほど、無理にやりすぎない

こんなときは“掃除”より“相談”

耳が赤い、ベタつく、触ると痛がる、黒っぽい耳垢が急に増えた、頭を振る回数が増えた。こういうときは、家庭ケアで押し切らず受診が安心です。原因が炎症や感染なら、掃除より治療が先になります。特に、臭いが強くて分泌物が多い場合は、自己流の掃除で悪化しやすいので注意してください。最終的な判断は専門家に相談してください。

狆の肛門腺ケアと臭い対策

肛門腺の臭いは、「溜まっているかどうか」でほぼ決まります。月1回くらいを目安に、トリミングサロンや動物病院でケアしてもらうとラクです(頻度は体質で差があります)。ここは“家庭で全部やらなきゃ”と思わなくて大丈夫ですよ。プロに頼ったほうが、犬にとっても飼い主にとってもストレスが少ないケースが多いです。

自宅でやる場合の注意点

自宅でやる場合もありますが、痛がる・嫌がる子には無理をしないのが大前提。肛門まわりは敏感なので、炎症を起こすと余計に臭いが強くなってしまいます。もしやるなら、やり方を病院やトリマーさんに直接教わってからが安心です。動画だけで自己流にすると、力加減が難しいんですよね。

日常でできるサポート

運動不足が続くと排便のリズムが乱れたり、自然に分泌されにくい子もいます。短時間でも散歩や遊びで体を動かすのは、臭い対策としても地味に効きます。あと、便が柔らかすぎる子は肛門腺が出にくいこともあるので、食事を見直すと改善する場合もあります。ただしフード変更は体調を見ながら、必要なら獣医師に相談してください。

肛門腺は「溜まる子は溜まる」ので、周期を把握して先回りすると、突然の強烈な臭いを減らせます。

受診を急ぎたいサイン

お尻を触ると強く痛がる、腫れている、出血がある、膿っぽい臭いがする、元気がない。こういう場合は、肛門腺炎などの可能性があります。放置すると痛みが増えることもあるので、早めに動物病院へ。ここは安全第一でいきましょう。

狆の臭い対策で清潔に暮らす

最後は、生活全体の臭い対策です。狆の臭いは「体から出る臭い」だけじゃなく、寝具やブランケット、ソファなど布製品に皮脂・フケ・雑菌がたまりやすく、そこで増幅されることも多いです。ここ、気になりますよね。体を洗ってもまだ臭いが残るときは、だいたい環境側に原因が残っていることが多いです。

布製品と室内環境を整える

犬用ベッド・毛布・クッションカバーなどは、可能なら週1回程度を目安に洗濯や天日干しをして、臭いの元を溜めないようにします。洗えないタイプのベッドなら、カバーだけでも洗えるとかなり違います。室内は換気と湿度管理が大切で、梅雨や冬の結露シーズンは除湿もかなり効果的です。湿度が下がるだけで、ムレ由来の臭いが軽くなる子は多いですよ。

目元・口元・お尻は“ついで拭き”が続く

涙やけは食後などにガーゼで軽く拭く、口元は飲水後にサッと拭く、お尻は排便後に汚れがあれば軽く拭く。全部を完璧にやるより、できる範囲で“ついで”にやるほうが続きます。あなたが疲れている日に「全部できなかった…」となるより、「今日は目元だけ」みたいに小さく続けるほうが、結果的に臭いは減っていきます。

食事と腸内環境もじわっと効く

脂質が多すぎる食事は皮脂分泌に影響することがあります。消化の良いフードを選びつつ、合う子は乳酸菌や食物繊維で腸内環境を整えると、体の内側からの臭い対策にもつながります。ただし、サプリやフードの相性は個体差が大きいので、急な変更は避けて、少量から様子を見るのが無難です。体調が不安定な子は、獣医師に相談しながらが安心です。

大事なお約束

この記事の頻度やケア方法はあくまで一般的な目安で、体質や皮膚・耳・口の状態によって最適解は変わります。強い臭いが続く、赤み・かゆみ・痛みがある、分泌物が増えるなどがあれば、早めに動物病院で相談してください。製品の正確な情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

まとめ:狙うのは「ゼロ」より「快適」

狆の臭い対策は、ゼロにするというより「一緒に暮らして快適な範囲に整える」イメージが現実的です。原因を切り分けて、ブラッシング・シャンプー・歯みがき・耳ケア・目元ケア・肛門腺ケア・環境整備を“少しずつ”回していく。これで十分、変わってきますよ。

涙やけの原因とケアの考え方は、犬種は違っても参考になる部分が多いので、必要ならこちらもどうぞ。

涙やけの原因とケアの考え方

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