
こんにちは。わんにゃんらいふ運営者のヒロです。
抱っこが好きな犬って、見てるだけで癒されますよね。でも実際は「うちの子、抱っこ犬なのかな?」「犬が抱っこをせがむ理由って何?」「抱っこ嫌いな犬の特徴があるの?」「甘えん坊な犬種や人懐っこい犬の種類って決まってる?」みたいに、気になることが一気に増えがちです。
さらに、抱き癖がついたら困るかも…とか、犬の抱っこのしつけ方って正しい抱っこの仕方からやらないと危ない?とか、分離不安との関係まで心配になることもありますよね。ここ、気になりますよね。
この記事では、抱っこが好きな犬の“気持ち”をほどきつつ、嫌がる子への向き合い方や、抱っこを安全に習慣化するコツまで、あなたが迷わないように整理していきます。
- 抱っこが好きな犬の行動と心理がわかる
- 抱っこをせがむ理由と抱っこ嫌いの違いが整理できる
- 正しい抱っこの仕方としつけの手順が身につく
- 抱き癖や分離不安の注意点と対策がわかる
抱っこが好きな犬の特徴と理由

まずは「なぜ抱っこが好きになるのか」を、犬の目線で見ていきます。抱っこ犬っぽい行動の意味、抱っこをせがむ理由、そして抱っこ嫌いな犬の特徴まで整理すると、あなたの愛犬に合う関わり方が見えてきますよ。
抱っこ犬とは何?
抱っこ犬って言葉は、SNSのハッシュタグ的にも使われるんですが、私は「抱っこに安心感を見いだせる犬」くらいのニュアンスで捉えるのがちょうどいいと思っています。というのも、犬にとって抱っこは、地面から体が離れて自由がきかない姿勢。野生の感覚が残っている犬ほど、持ち上げられる行為は「捕まった」に近い体験になりやすいんですよ。そこを平気で受け入れられるのは、飼い主への信頼と、抱っこ中の体の安定と、嫌なことが起きない経験の積み重ねが揃っているサインです。
ただし、抱っこ犬=いつでも抱っこOK、ではありません。例えば、寝起き・食後・遊びの最中・暑い時期・体のどこかが痛いときは、普段は抱っこ好きでも「今はやめて」が出ます。ここで「抱っこ好きのはずなのに嫌がる!」と焦って無理に持ち上げると、抱っこそのものが嫌な記憶になりやすいので注意です。
抱っこ犬っぽい行動の見分け
私がよく見るのは、抱っこ前後の“自発性”です。自分から近づいてきて、前足でちょんちょんしたり、膝に乗ろうとしたり、抱っこすると体の力が抜けてふわっと預けてくる子は、抱っこを安心として受け取っている可能性が高いです。逆に、抱っこされた瞬間に体が硬直する、目が見開く、呼吸が浅い、しっぽが下がる、耳が後ろに倒れる…こういうサインが強いと、抱っこが「好き」ではなく「耐えてる」かもしれません。
ヒロのメモ:抱っこが好きそうに見えても、実は「怖いからしがみついてる」ケースはあります。だからこそ、抱っこ犬かどうかは肩書きよりも、抱っこ中にリラックスできているかを観察するのがいちばん確実ですよ。
抱っこ犬の“安心サイン”チェック
- 抱っこ中に口角がゆるむ(軽く口が開く)
- 体が飼い主側に預けられる(突っ張らない)
- 目つきが柔らかい、瞬きが自然
- 暴れず、降ろすときも落ち着いている
そしてもう一個大事なのが、抱っこが好きな犬ほど「抱っこ=万能の安心」になりやすい点。可愛いからこそ、抱っこばかりに頼ると後半で話す抱き癖や分離不安に繋がることもあります。なので、抱っこ犬って響きに流されず、あなたの子に合うバランスを作るのがベストかなと思います。
犬が抱っこをせがむ理由

犬が抱っこをせがむ理由って、ここめちゃくちゃ気になりますよね。結論から言うと、だいたいは「安心したい」「甘えたい」「守ってほしい」「寒い」「疲れた(もしくは不調)」のどれか、または複合です。大切なのは、抱っこをせがむ行動そのものを“わがまま”と決めつけないこと。犬は言葉で説明できない分、抱っこという分かりやすい手段で「今こう感じてるよ」を伝えてくることが多いんですよ。
よくあるシーン別の理由
例えば、来客や掃除機、工事の音みたいに刺激が強い場面。こういうときに抱っこをせがむのは、安全地帯を確保したいサインになりやすいです。抱っこされることで視界が変わり、飼い主の体温や匂いで落ち着ける。特に小型犬や寒がりな子は、冬場は「暖房+安心」で抱っこ欲が増えがちです。
一方で散歩中に抱っこを要求する場合は、別の可能性も考えます。怖い犬や自転車が来た、足裏に何か刺さった、地面が熱い・冷たい、単純に疲れた、あるいは関節やお腹の不調…など。ここは断定せず、抱っこ前後で何が起きたかをセットで見てください。抱っこする前に立ち止まった場所、見ていた方向、歩き方、触られたときの反応。ヒントは案外そこにあります。
チェックのコツ:抱っこをせがむ前後に、次のどれが近いか見てみてください。
- 甘えたい:しっぽがゆるく振れる、目が柔らかい、体がふわっと寄ってくる
- 不安:体が固い、周囲をキョロキョロ、抱っこすると震えが止まる
- 疲れ・不調:歩きが遅い、座り込みが増える、触られるのを嫌がる部位がある
抱っこに応える“ちょうどいい”考え方
ここで悩むのが「抱っこに応えたら癖になる?」ですよね。私の考えは、“不安の抱っこ”は安全のために応える、“甘えの抱っこ”はタイミングを選ぶです。不安でパニックになりそうなときは、まず落ち着かせるのが最優先。甘えの抱っこは、あなたが余裕のあるときにたっぷりしてあげたら十分です。抱っこを断るときは、いきなり無視じゃなくて、代わりの安心(ベッドに誘導、撫でる、落ち着く合図)を用意してあげると関係が崩れません。
抱っこをせがむ理由はひとつじゃないので、あなたの子の“いつものサイン”を知っておくと、迷いが減ってラクになりますよ。
抱っこ嫌いな犬の特徴

抱っこ嫌いな犬の特徴って、実は「性格だからしょうがない」で終わらせるにはもったいないことが多いです。もちろん、自立心が強くて自由が好きな子は抱っこを好まない傾向があります。でもそれだけじゃなく、経験・抱き方・体格・痛みの有無など、原因が重なっていることもあります。ここ、いちばん誤解が起きやすいところなんですよ。
抱っこ嫌いの代表パターン
パターン1:拘束が苦手(性格・本能)
抱っこは動きを制限されるので、「自分で歩いて状況を確認したい」タイプは苦手になりやすいです。特に周囲への警戒が強い子は、抱っこされると逃げ道がなくなったように感じてしまい、暴れたり唸ったりします。これは“わがまま”ではなく、怖いからです。
パターン2:嫌な記憶がある(学習)
抱っこ中に落とされた、抱っこ→爪切り→痛い、抱っこ→病院→怖い、みたいにセットで学習していると、抱っこそのものを避けます。ここは逆に言えば、抱っこの後に良いことを重ねることで上書きしやすい部分でもあります。
パターン3:体が不安定(抱き方・体格)
脇だけ持ち上げられる、前足だけ引っ張られる、抱き上げが急で驚く…こういう体験が続くと、抱っこ=怖いになります。中型犬以上だと、抱えるのが難しくて体が揺れやすいので、余計に不快になりがちです。
抱っこ嫌いを“尊重しながら”できる工夫
私がよくおすすめするのは、抱っこにこだわりすぎず、まずは別のスキンシップで信頼を積むことです。例えば、床で横に座って撫でる、同じ目線で声をかける、短い遊びを毎日繰り返す。犬が「この人のそばは落ち着く」と思える土台ができると、抱っこへの抵抗も薄くなりやすいです。
そして、抱っこ自体を練習するなら“抱っこ未満”から。膝の上に乗せる、体に手を回すだけで褒める、胸とお尻に触れる練習をする。抱っこって、いきなり完成形を目指すと失敗するんですよ。段階を細かく刻めば刻むほど成功します。
抱っこ嫌いな子ほど効くコツ
- 抱っこしない日をあえて作り、信頼貯金を増やす
- 抱っこ前の合図を決める(声かけ→触れる→持ち上げる)
- 抱っこ後に良いこと(おやつ、褒め、遊び)をセットにする
それでもどうしても嫌がるなら、無理に抱っこを好きにさせる必要はありません。撫でる・寄り添う・同じ空間で安心させる、でも十分に愛情は伝わりますよ。
甘えん坊な犬種の傾向

甘えん坊な犬種の傾向は、いわゆるコンパニオン(愛玩)目的で人と暮らすように改良されてきた犬種に多いと言われます。抱っこが好きな犬として名前が挙がりやすいのも、小型犬が多いですよね。理由はシンプルで、体が小さい方が抱っこ自体が“快適になりやすい”からです。抱っこされても負担が少ない、飼い主側も安定させやすい。結果として「抱っこ=安心」の学習が入りやすいんですよ。
甘えん坊=抱っこ好き、になりやすい背景
甘えん坊な犬は、飼い主との距離が近い方が安心します。だから、膝の上や腕の中が好きになりやすい。加えて、寒がりな体質の子も多いので、冬場は特に抱っこ欲が増えます。ただし、ここで大事なのは、甘えん坊は「依存」と紙一重になりやすいこと。抱っこが好きな犬ほど、抱っこがないと落ち着けない状態に育つことがあるので、可愛いからこそ接し方のバランスが必要です。
補足:甘えん坊=常に抱っこ、にしないのがコツです。床でのリラックス、ハウスで休む、知育トイで一人遊び、みたいに「安心の選択肢」を増やすと、愛犬もあなたも楽になります。
“甘えの要求”への上手な返し方
甘えん坊な子に対して、私は「全部は叶えないけど、ちゃんと応える」くらいが良いと思っています。例えば、抱っこをせがまれたら一度は撫でて声をかける。その上で、抱っこするなら短時間で区切って降ろし、降ろした場所で褒める。抱っこしないなら、ベッドやマットに誘導して「そこで待ってて、いい子」と褒める。こうすると、犬は“抱っこ以外でも満たされる”を覚えます。
甘えん坊な子の「安心の引き出し」を増やす例
- 抱っこの前に必ず落ち着く合図(おすわり、まて)を入れる
- 抱っこ後はベッドで休む流れを作る
- 毎日1〜2分だけでも一人遊びタイムを作る
甘えん坊は最高の魅力です。だからこそ、抱っこが好きな犬としての可愛さを残しつつ、将来的に困らないように“自立も育てる”のが、飼い主の腕の見せどころかなと思います。
人懐っこい犬の種類
人懐っこい犬の種類って、ひとことで言うと「社交性が高くて、人との関わりに前向きな気質」が出やすいタイプです。初対面の人にも尻尾を振って近づける子は、人に触られる体験が増えるので、抱っこへの抵抗が薄くなるケースはあります。ただ、ここは勘違いしやすいんですが、人懐っこい=抱っこ好き、ではありません。人は好きだけど抱っこは嫌、は普通にあります。
人懐っこさが“抱っこ”に影響するポイント
人懐っこい子は、触られること自体は受け入れやすいです。なので、抱っこの練習もしやすい傾向はあります。ただし、興奮しやすい面があると「抱っこされた瞬間にバタバタする」「顔を舐めようとして暴れる」「飛びつきが強くなる」みたいなことも起きがち。公共の場でこれが出ると、犬自身も相手も危ないですよね。
人懐っこい子におすすめの流れ
- 触れ合いの前に落ち着く(おすわり→褒める)
- 抱っこは短く区切る(興奮が上がる前に降ろす)
- 降ろした後も褒める(抱っこ以外の状態でも安心を作る)
公共の場での抱っこの考え方
人が多い場所で抱っこを使うのはアリです。吠えやすい子や怖がりな子なら、抱っこが安全確保になります。ただし、「抱っこ=常に避難」にすると、犬が外の刺激に慣れる機会が減ります。なので、できる範囲で地面を歩く時間も確保しつつ、怖い場面だけ抱っこ、みたいにメリハリをつけるのがおすすめです。
なお、動物の扱いは安全と福祉の観点が大前提です。飼い主には“動物を適正に取り扱う”責任がある、という考え方がベースになります(出典:環境省「動物の適正な取扱いに関する基準等」)。抱っこもまさに“取り扱い”なので、犬の負担を減らすことを最優先にしてくださいね。
抱っこが好きな犬の迎え方と注意

ここからは実践編です。正しい抱っこの仕方、安全なしつけの進め方、抱き癖の予防、分離不安との関係、そして迎えるときのブリーダー選びまで、失敗しやすいポイントを先回りして解説します。
正しい抱っこの仕方

正しい抱っこの仕方は、犬に「落ちるかも」という不安を感じさせないのが最優先です。ここがブレると、抱っこが好きな犬に育つどころか、抱っこ嫌いを作ってしまいます。基本はシンプルで、胸とお尻を両方しっかり支える。そして、犬の体をあなたの体に近づけて、揺れを最小限にする。これだけで犬の安心感はだいぶ変わります。
基本の抱っこ手順
- 犬の横にしゃがんで、いきなり上から抱え込まない
- 片手を胸の下に差し入れ、もう片手でお尻を支える
- 体を自分の胸に近づけ、犬の背中が反らないように安定させる
- 降ろすときもゆっくり。急に離さない
ポイント:犬の体が“宙ぶらりん”にならないこと。抱っこの上手い下手で、抱っこ好きになるかどうかが変わることもあります。
犬が嫌がりにくい抱っこ“前”の工夫
抱っこって、持ち上げ方だけじゃなくて「持ち上げる前の流れ」も大事です。急に抱き上げられると、どんな子でもびっくりします。なので私は、抱っこの前に必ずひと呼吸置きます。声をかける→触れる→支える→持ち上げる、の順番。これだけで犬が身構えにくいです。
ヒロのメモ:抱っこが苦手な子ほど、抱っこの“合図”があると落ち着きます。「抱っこするよ」って声かけ、意外と効きますよ。
体格別の注意(目安)
小型犬は抱えやすい反面、落下したときのダメージが大きくなりやすいので、本当に慎重に。中型犬以上は、抱っこ自体が難しいので、無理に抱えず、必要ならスリングやキャリーなど“安定させる道具”を使う方が安全なこともあります。道具を使うときも、慣らしは段階的に。いきなり長時間はやめてくださいね。
こんなときは無理に抱っこしないでOK:腰や関節に不安がある犬、痛みが疑われる犬、妊娠中、呼吸が苦しそう、触られるのを嫌がる部位があるとき。正確な情報は動物病院や各種公式情報をご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
正しい抱っこの仕方は、しつけ以前の“安全スキル”です。あなたが上手になるほど、犬の抱っこ体験は良くなって、結果的に抱っこが好きな犬に近づきやすいですよ。
犬の抱っこしつけ方

犬の抱っこしつけ方は、根性論じゃなくて「学習の設計」です。私はいつも、抱っこを“イベント化”しないようにしています。つまり、抱っこ=特別なこと、抱っこ=終わり、抱っこ=嫌なこと、にしない。抱っこ=落ち着く、抱っこ=すぐ終わる、抱っこ=たまに良いことくらいの軽さが、いちばん長続きします。
段階的に慣らすステップ
- 膝の上から:床に座って膝に乗せる。数秒でも落ち着けたら褒める
- 数センチ持ち上げる:胸とお尻を支えて、ほんの少し浮かせる。すぐ降ろして褒める
- 抱っこの時間を伸ばす:嫌がる前に終える。短い成功を積み重ねる
- 立って抱っこ:落ち着けるようになったら高さに慣らす
このときのコツは、犬が「嫌!」を出す前に終えること。嫌がったあとに終えると、犬は「暴れたら終わった」と学習しやすいです。だから、短く成功して終わる。これを繰り返すのが最短ルートです。
やりがちNG:嫌がって暴れた瞬間に無理に押さえつける、抱っこの直後に爪切りや通院など“嫌なこと”を連続させる。抱っこが嫌いになるきっかけになります。
ごほうびの使い方(やりすぎ注意)
おやつは便利ですが、毎回おやつにすると「おやつがないと抱っこしない」になりやすいです。私がおすすめするのは、最初はおやつ多め→慣れたら褒め言葉や撫でに移行、という形。褒めの質も大事で、テンションを上げすぎると逆に興奮して抱っこが不安定になります。落ち着いた声で「いい子〜」がちょうどいいです。
抱っこトレの“成功しやすい条件
- 空腹すぎない(落ち着きにくい)
- 眠すぎない(機嫌が悪いことがある)
- 部屋が暑すぎ・寒すぎない
- 周りが騒がしくない
もし吠えや興奮が強い場合は、落ち着く練習から始めた方がスムーズです。関連のしつけとして、わんにゃんらいふ内の無駄吠えのしつけプラスの口コミ徹底検証も、考え方の整理に役立つと思います。
犬の抱っこしつけ方は、結局「犬が安心できる抱っこ体験を増やす」ゲームです。焦らず、短い成功を積み上げていきましょう。
犬の抱き癖を防ぐコツ

犬の抱き癖は、愛情深い家庭ほどハマりやすい落とし穴です。だって、抱っこが好きな犬が「抱っこして〜」って来たら、応えたくなりますよね。気持ちはめちゃくちゃ分かります。でも、抱っこが日常の中心になりすぎると、犬が「抱っこされてない=不安」と感じるようになったり、歩く機会が減って運動不足になったりします。つまり、可愛さが原因で困りごとが増える、あるあるです。
抱き癖が進むとどうなる?(よくある例)
例えば、床に降ろすと鳴く、外で歩かない、抱っこを要求して飛びつく、抱っこされるまで吠える、みたいな形。ここまでいくと、犬も飼い主も疲れます。犬は抱っこを要求し続けてストレス、飼い主はずっと抱っこで生活が回らない。だから、早めの予防が大事です。
抱き癖を防ぐ3つのコツ
- 抱っこは“報酬”として使いすぎない(吠えたら抱っこ、は特に注意)
- 自分で歩く時間を毎日確保(室内でもOK。短くても習慣が大事)
- 降ろした後に安心できる場所を用意(ベッド、クレート、マット)
抱っこの“ルール”をゆるく作る
私は「抱っこはいつでもOK」にしないで、ゆるいルールを入れるのがおすすめです。例えば、抱っこの前におすわりをする、抱っこは30秒〜1分で一度降ろす、降ろしたらベッドで褒める、みたいな簡単なルール。ルールって言っても厳しくするんじゃなく、犬が見通しを持てるようにするイメージです。そうすると、抱っこが欲しくて興奮する時間が減ります。
補足:抱っこを減らしたいときほど、いきなりゼロにしない方がうまくいきます。抱っこの回数よりも、抱っこ以外の安心手段を増やす方が結果的に早いです。
抱っこ以外の安心メニュー例
- マットで伏せて撫でてもらう
- クレートでおやつガムを噛む
- 短いノーズワーク(おやつ探し)
- 静かな引っ張りっこを1分だけ
抱っこは愛情表現として最高なんですが、抱っこだけが安心の手段になると、飼い主がいないと落ち着けない方向にいきやすいです。なので、抱っこ以外のスキンシップ(撫でる、寄り添う、静かに話しかける)もセットで増やしていくとバランスが取れますよ。
分離不安と抱っこの関係

分離不安は、飼い主がいなくなることに強い不安を感じてしまう状態のことです。抱っこが好きな犬、甘えん坊な犬種ほど「常に一緒」を望みやすいので、環境や接し方によっては分離不安につながることがあります。もちろん、抱っこ=分離不安ではありません。ここは誤解しやすいところです。問題は、抱っこそのものじゃなくて「抱っこ以外で落ち着けない状態」を作ってしまうことなんですよ。
抱っこが分離不安に“寄与しやすい”パターン
例えば、犬が不安になるたびに抱っこで解決している場合。短期的には落ち着くんですが、犬が「不安=抱っこでしか解決できない」と学びやすいです。すると留守番中は抱っこが使えないので、不安が爆発しやすくなります。だから私は、抱っこで落ち着かせたあとに“次の安心”を渡すのを意識しています。
私がよくやる「安心のリレー」
抱っこで落ち着く→床に降ろす→マット(またはクレート)へ誘導→そこで褒める、という流れです。これを繰り返すと、犬は「抱っこがなくても、あの場所で落ち着ける」を覚えます。抱っこはスタートで、ゴールは“自分で落ち着ける”状態。ここが作れると、留守番もラクになりやすいです。
分離不安を遠ざける小さな習慣
- 家にいるときも、常に構いすぎない時間を作る
- 「ハウス」「マット」など落ち着く場所を固定する
- 出かける前後の儀式を大げさにしない
- 知育トイやガムで“一人で満たされる時間”を作る
分離不安の話は犬種ごとの傾向も絡みます。参考として、わんにゃんらいふ内のマルプーの失敗しない飼い方!後悔を防ぐポイントと対策では、甘えん坊気質と留守番の考え方が整理されています。
ヒロのひとこと:抱っこは悪者じゃないです。抱っこが好きな犬ほど、抱っこで安心できるのは強み。だからこそ、その強みを“抱っこ以外の安心”につなげていくと、犬もあなたもすごく暮らしやすくなりますよ。
抱っこが好きな犬のブリーダー選びまとめ

抱っこが好きな犬を迎えたいなら、犬種のイメージだけで決めるより、育った環境と人慣れの度合いを重視するのが現実的です。子犬期のスキンシップや社会化は、抱っこへの抵抗感に影響しやすいからです。ここは正直、迎える前の段階で勝負が半分決まることもあります。だから、見学できるなら見学。相談できるなら相談。ここ、手間を惜しまない方が後々ラクです。
見学や相談で見ておきたいポイント
- 子犬が人の手に慣れているか(触られて固まらない、過度に逃げない)
- 抱っこのときに落ち着けるか(すぐ暴れる場合は無理に試さない)
- 清潔さと説明の丁寧さ(健康面や性格面の説明が具体的)
- 衝動買いを煽らない(即決を迫る相手は慎重に)
質問のテンプレ(そのまま聞いてOK)
見学で何を聞けばいいか分からないときは、次をそのまま使ってください。
- この子は普段、抱っこされると落ち着きますか?
- 人に触られる練習や社会化はどんな風にしていますか?
- 怖がりな傾向はありますか?(音、人、犬など)
- 食欲や睡眠、排泄の様子は安定していますか?
表で整理:良い相手・注意したい相手(目安)
| チェック項目 | 安心できる傾向 | 注意したい傾向 |
|---|---|---|
| 説明のしかた | 性格・健康の話が具体的 | 良いことだけ強調 |
| 見学対応 | 犬のペースを優先 | 無理に抱っこさせる |
| 環境 | 清潔で落ち着いている | 臭い・騒音・混雑が強い |
| 即決の圧 | 検討時間をくれる | 今日決めてと急かす |
また、抱っこが好きな犬は保護犬・譲渡犬の中にもいます。成犬だと性格がある程度わかっている場合もあるので、相性重視の人には向いています。譲渡の考え方は、わんにゃんらいふ内のクーアンドリクの譲渡犬になる理由と里親になる前の注意点も参考になります。
最後に:抱っこが好きな犬を選ぶ、というより「この子が安心できる抱っこを作る」と考えると、だいたいうまくいきます。性格は育て方で伸びる部分もあるので、焦らずいきましょう。
※本記事の内容は一般的な目安です。犬の性格・健康状態・生活環境で最適解は変わります。正確な情報は各種公式サイトをご確認ください。心配な点がある場合は、獣医師やドッグトレーナーなど専門家にご相談ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
